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私たちの考え方

日本においてインドの文化を紹介するにあたって、二つのことが大切だと考えています。 ひとつは、過去と未来の関係性。両国は共に古い伝統を持つ国ですが、過去を紹介するだけでなく、そこから未来へチャレンジする姿を印象付けることが共感を呼ぶと考えます。二つ目は、互いの国への関心を高めること。そのためには、将来を担う比較的若い日本人が関心を持つテーマを選び、“意外性”や“驚き”を与えることが話題性を高め、それらの連鎖が日印友好のために効果的な役割を果たすと考えます。

 インドは年間800本以上という世界一の映画製作本数を誇り、1日1千万人が映画を観ていると言われています。最近は、アメリカやヨーロッパ、アジアでもインド映画がヒットし、注目されています。一方、日本の映画市場は規模では世界2位にランクされており、日本の1スクリーン当たりの人口比率は6万3000人と、アメリカの9000人の7倍にも上り、日本のスクリーンの潜在的需要の大きさは外資系興行会社からも注目されてきました。米国のタイム・ワーナーは、いち早く国内流通業界大手のマイカル・グループと提携して、年々、着実に売上を伸ばしています。しかしながら、日本においては、映画大国として躍進を続けているインドの映画と接する機会があまり無いのが現状です。

 このような現状と過去に日本で行われたインド映画祭の問題点を研究した上でこの「インド映画祭」によって、日本人がインド映画を楽しめる機会が増えて、インドと日本両国民の親善に貢献することを願うと同時に、両国の映画産業のさらなる発展につながりことも期待しています。
by hello-india2 | 2008-10-19 11:26 | 私たちの考え方
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